自律神経から引き起こされやすい体の不調

めまい（立ちくらみのような）、冷え、動悸、意欲の低下、イライラ、肩首のコリなど

（※ぐるぐる回るようなめまいは（そのとき瞳が左右痙攣するように動いている）耳石が三半規管に入ってしまうことが原因なので医療機関へ）

自律神経のバランスが乱れる原因

ストレス、睡眠不足、疲労、ホルモンの乱れ（月経、年齢にともなう）、季節の変化、気圧気温の変化などがあります。

ヨガでメンテナンス

まず自律神経とは副交感神経（リラックス時）、交感神経（活動時）の総称で意志ではコントロールできません。そのバランスを安定させることができるのが「呼吸」です。

ヨガはその「呼吸」をつねに動きの中で意識しながら、動き続けます。

意識的にゆっくりと「吸う」「吐く」を行うことを訓練しているうちに、日常の浅い呼吸を深い呼吸に変える助けになり、自律神経を安定させる助けになります。

週1回のヨガでも早ければ2ヶ月程度で改善の兆しがあると思います。改善の兆しがあれば上手くいっている証拠、ぜひ続けてください。

不調の改善とともに、やる気が出て、本来の自分らしさを取り戻す助けになります。さらに続ければ、体が鍛えられ、心も強くなり自信をもつことができるようになります。

筋力の低下が引き起こす身体の不調

腰痛、肩こり、ひざの痛み、便秘、動きの鈍さ、疲れやすい、持続力のなさなど

（※ヘルニアになってしまっている場合の腰痛、首の痛みはまず医師の診断を受けましょう。また、婦人科系の不調による腰痛はまず医師の診断をお勧めいたします。）

筋肉の衰えの原因

筋肉は使わなければ、加齢とともに衰えます。よく動く、働く人でも、日常の動きには癖があり、体をアンバランスに使い続けているので、いつも使う筋肉もあれば全く使わないものも出てきてしまいます。それが部分的な故障を引き起こしてしまいます。

ヨガでメンテナンス

ヨガは常に左右対称に動きます。いろいろな形の姿勢をとることにより、普段使わない筋肉をしっかり使い鍛えることができます。左右のバランスを整え、全身の必要な筋肉を強化していきます。1レッスンで隅々動かすので、爽快感も得られます。

筋肉はプロポーション維持のためだけに鍛えるものではありません（＾＾）私たちが地球で重力と戦って生きていくためには、非常に重要な天然の伸縮コルセットといえるでしょう。筋肉がなければ、歩くこともままならないのです。

しかし、この筋肉はたとえ80歳になってからでも鍛えられるものなのです。いつから始めても遅くありません、必要だと気が付いたら、はじめましょう！

ヨガは、ちょっぴりストイックに、長く続けることで、自分自身の不調を改善し、リラックスさせてくれるものなのです。1回のヨガは、一時的にスッキリさせてくれるでしょう。しかし、本当のヨガの効果は、半年、1年続けなければ得られないものなのです。ヨガはセルフメンテナンスとしてはとても優秀なエクササイズです。

もし、ヨガをエクササイズとして続けられそうであれば、がんばって続けてみてください。

その努力はあなた自身を裏切ることは決してありません。